令和2年7月豪雨

令和2年7月5日

【振り返り投稿】

炊飯器で炊かれたご飯と手作りのお味噌汁がとても体にしみた. 

あと、この流れで書くのはおかしいけど一階を仕事に使用する理由から二階にお手洗いを設置していたことは結構嬉しいポイントだと実感していた.

色々な申請のためには被害にあった写真が必要になるという話.新婚旅行で海にいく用に買って保管していたスマホの防水ケースを引っ張り出して首に下げて泥のついた家のもの、会社のものをたくさん写真に撮影した.

午前中から商工会青年部の方々が八代・氷川など遠方より芦北町にたくさんお集まりいただいたそうでうちにも手伝いに来てくださった.

2名でしたが聞けば板金屋さんに土木のお仕事とのこと.リビングや台所や暗室の諸々を手際よく抱えては運びものすごく捗った.

すごい...

取引先の業者さんにもお越しいただき必要な作業をよく聞いてくださり大変助かりました.

写真館さんたちからは昨年、夫が東海のセミナー講師をさせていただいた経緯もあり大変ご心配いただいたと聞き被害の大きさを再認識.

優しい人たちに囲まれていると実感しきりでいい意味で参った.

有事にこんなに速く人の為に動ける方たちなのだと尊敬しかない.

親戚には手の届かない痒いところをケアしてもらって助かった. 

苦労を背負うことになっても、そこで学んで知識や知恵をつけて進まなければならない.

助けてもらった人たちに後から改めて感謝を伝えたい気持ちから、コレクションしているノートを一冊下ろしてこの災害でのことを毎日書き留めていくことにした.この振り返り投稿はそのノートを見ながら記しています.

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共有するメモ紙に助けてもらった内容をそれぞれが記入して毎晩ノートにまとめました
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暗室の物を移動、手前の持ってくださっているのはフイルムをスキャンする機械です
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廃棄場所が決まっていない状況のため使用不要な物を一旦スタジオに運び集めました
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そして外へ その後使用できるものがあったかもしれないけどそんな頭は働かず というか泥だらけのものを中に置いて置きたくなかったのが大きい

土砂崩れのことを知り、笑顔を見せていてくれていた人たちを想うととても悲しかった.

災害時に記したノートより

2021.7.2更新

THANKS(順不同)

松村家・熊埜堂家・櫻木家・大園家・飼い犬トムの譲り主さま・野坂屋さん・トモノリ・こうちゃん・ナニワ商会さま・商工会青年部さま・写真館の皆さん(木村さん・司さん・平田さん)