令和2年7月豪雨

令和2年7月7日

【振り返り投稿】

この日は朝から夕方までとてもとてもたくさん力を貸していただいた.

八代の野尻さんからは5人もスタッフさんにお越しいただいて壁や窓などについたままの汚れをきれいに爽やかに流してくださった.男手に頼って事務所の上部で無事だった学校の卒業アルバムや書籍も二階に運んでもらえた.

芦北町の青年部からはトラック5.6台も回してくださり、夫の友人も加わって外に盛り盛りになった泥だらけの家具や機械や商品、撮影道具の山から何度も廃棄物をリレー形式で運んでもらった.廃棄場所は昨日決まったんだったかな.ノートにないから忘れた.

この日私は、失う資材を廃棄前に確実に把握できるようカメラ係を任され、5日よりもより慎重に廃棄物を撮影した.青年部の皆さんがトラックに積み込む際に「これは(写真写しとく)?」「これは?」と逐一声かけくださったのでそれを撮影し続けた.どんなものか分かるようにモノの全体と、機会は型番も.まとめて写したりもしたのに100枚以上になった.萎える...

この日も雨が降っていたのでスマホの防水ケースが役に立った.

芦北町の青年部では災害発生後早くに本部を構えられ、被害のひどい数件から皆で手分けして着手すると計画されたそうでうちにたくさんお越しいただくことになったそうで、ひどい数件以外にも当然自分の事業所が被害にあった方たちが手伝いに来てくださっていた.ありがたさを気持ち上に表す言葉が見つからない.

資材はかかっていなかったものの以前の被害を受けて建物は水害保険に入っていたため保険屋さんが被害を把握しにいらした.最深時には180cmまで来ていたとのこと.ミニーが多い我が家でそんな上を見ることない高さだ.

えみりィー(テレビタミン)やゲツキンなどの取材もいらした.

毎日の肉体労働を水シャワーで回復できなくなり山間の実家に風呂をもらいにいった.お湯に浸かれる至福の時間だった.

罹災証明のために必要な資料を見かけたのでここでもシェアしておきます.

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北陸へ行った時に金沢で求めた傘 悲しい  後ろには積み込んだトラック
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歪んでどうしようもなくなったシャッターをカットしていただいた

合間を見て私の弟夫婦と一緒に祖父母宅へ畳撤去の手伝いに出かけた.濡れた畳は半端なく重くて大変..そして近所皆被害にあっているため身内しか作業を頼れない大変さ.廃棄物が集まるところは大まかなカテゴリ分けされてそれぞれの山にトラックを横付けして置いてきた.

支援いただく物資より

男性は生活に関わる必需品

(飲料など重さのあるもの・簡単に栄養を取れるもの・復旧に使える清掃用品・紙類・そして時にアルコール笑)

女性は一息ついた時に癒しになるもの

(甘味や果物、手作りの食品、作業で体をいたわる保冷剤や湿布など)

傾向があるように感じた.どれもとても助かります.

災害時に記したノートより

2021.7.2更新 

THANKS (順不同)

芦北町商工会青年部・写真館(原田さん・野尻さん)・鶴田さん・成松っちゃん・中山さん・前田・熊本中央信用金庫さん・とものり・ワントゥワン・ちっぴー・大園家・立薮家・松下組